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朝山芳史裁判長の主な判例まとめ!逆転無罪など担当した裁判を時系列で紹介

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朝山芳史裁判長の主な判例まとめ!逆転無罪など担当した裁判を時系列で紹介

朝山芳史氏は、東京高等裁判所の部総括判事などを務めた元裁判官です。

1981年に裁判官へ任官し、最高裁判所調査官、大阪・東京・横浜各地裁の部総括判事、高知地方・家庭裁判所長などを経て、2015年から東京高裁部総括判事を務めました。

東京高裁では、浜松5人死傷事件、東名高速あおり運転事件、乳腺外科医事件、印西市の睡眠導入剤混入事件など、社会的に注目された複数の刑事事件に関わっています。

一方、朝山氏について「逆転無罪が多い裁判官」「独自の判断基準を持っていた」などとする情報も見られますが、他の裁判官と比較した公的な統計は確認できません。

この記事では、朝山氏の経歴と公開されている主な判決について、確認できる事実を整理します。

項目確認できる内容
氏名朝山 芳史(あさやま よしふみ)
司法修習第33期
大学東京大学法学部
裁判官任官1981年4月7日
退官時東京高裁部総括判事
定年退官2020年5月2日
上智大学2021年4月~2026年3月 教授
研究分野刑事法学
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朝山芳史裁判官の経歴と主な判例

裁判官としての経歴

朝山芳史氏は第33期司法修習を経て、1981年4月7日に東京地裁判事補として任官しました。

確認できる主な異動歴は次の通りです。

時期役職・勤務先
1981年東京地裁判事補
1983年最高裁刑事局付
1985年岡山地裁判事補
1989年大阪地裁判事補
1991年大阪地裁判事
1992年東京地裁判事
1995年那覇地家裁沖縄支部部総括判事
1996年那覇地家裁沖縄支部長
1999年最高裁判所調査官
2003年大阪地裁部総括判事
2006年東京地裁部総括判事
2010年横浜地裁部総括判事
2013年高知地方・家庭裁判所長
2015年東京高裁部総括判事
2020年5月定年退官

元の記事にあった「札幌地裁判事」「司法研修所教官」「宇都宮地裁所長」という経歴は、今回確認した異動記録にはありません。

東京大学法学部を卒業

研究者情報では、朝山氏は1974年から1979年まで東京大学法学部第1類に在籍しています。

1979年に卒業し、第33期司法修習を経て裁判官となりました。

学生時代の成績、性格、法学への関心などについては公開資料から確認できません。

詳しい背景が気になる方は、国籍や出身地の噂についても確認してみてくださいね。

東京高裁部総括判事を務める

朝山氏は2015年8月6日、東京高裁部総括判事に就任しました。

東京高裁第10刑事部の裁判長として複数の刑事事件を担当しています。

2020年5月2日に定年退官しました。

もっと詳しく知りたい方は、退官後の活動もチェックしておくと流れが掴みやすいですよ。

【用語解説】部総括判事とは、地方裁判所や高等裁判所の各部を統括する裁判官です。合議事件では裁判長を務めることがあります。

朝山芳史氏が担当した主な判決

朝山氏が担当した公開裁判例には、一審判決を破棄したものが複数あります。

ただし、他の裁判官と比較して破棄判決や逆転無罪が多かったとする公的な統計は確認できません。

事件東京高裁での判断その後
浜松5人死傷事件一審懲役8年を破棄し無罪検察が上告せず無罪確定
乳腺外科医事件一審無罪を破棄し懲役2年最高裁が破棄差戻し→2025年無罪確定
東名高速あおり運転事件一審を破棄し差戻しやり直し審などを経て懲役18年確定
印西市睡眠導入剤事件一審を破棄し差戻し最高裁審を経て懲役24年確定
覚醒剤取締法違反事件破棄自判違法収集証拠が問題となった事件

逆転判決が注目された朝山芳史氏の判例

乳腺外科医事件

乳腺外科医が準強制わいせつ罪に問われた事件では、一審の東京地裁が2019年に無罪を言い渡しました。

一審では、手術後の患者がせん妄に伴う幻覚を体験していた可能性や、DNA型鑑定などの証明力が問題となりました。

その後、朝山氏が裁判長を務めた東京高裁の合議体は、一審判決を破棄して懲役2年の実刑判決としました。

ただし、朝山氏は判決言い渡し前の2020年5月2日に定年退官しており、同年7月13日の判決は別の裁判長が代読しています。

2022年2月18日、最高裁はこの東京高裁判決を破棄し、東京高裁に差し戻しました。

2025年3月12日の差戻し控訴審では検察側の控訴が棄却され、同月26日に東京高検が上告を断念したことで無罪が確定しています。

時期結果
2019年東京地裁・無罪
2020年東京高裁・懲役2年
2022年最高裁・高裁判決を破棄して差戻し
2025年3月差戻し東京高裁・検察側控訴棄却
2025年3月26日東京高検が上告せず無罪確定

2020年の東京高裁判決に対しては、東京都保険医協会など医療関係団体から批判が出ました。

一方、この事件について朝山氏個人の思想や人物像まで判決結果から推測することはできません。

浜松5人死傷事件

浜松5人死傷事件は、2015年に静岡県浜松市の交差点で発生した事件です。

中国籍女性が運転する乗用車が歩行者に突っ込み、1人が死亡、4人が負傷しました。

被告人は殺人・殺人未遂などの罪に問われました。

一審の静岡地裁浜松支部は、被告人に完全責任能力があったとして懲役8年を言い渡しています。

これに対し、朝山氏が裁判長を務めた東京高裁は、被告人が事件当時、統合失調症の影響により心神喪失状態だったと判断し、一審判決を破棄して無罪を言い渡しました。

項目内容
被害1人死亡・4人負傷
一審懲役8年
一審の責任能力判断完全責任能力あり
東京高裁一審破棄・無罪
高裁の責任能力判断心神喪失

元の記事にあった「飲酒運転」「危険運転致死傷罪」「一審懲役23年」「二審懲役8年」という説明は、この浜松5人死傷事件の内容ではありません。

詳しい判決理由については、こちらの逆転無罪の解説記事でさらに深掘りしています。

印西市老人ホーム睡眠導入剤事件

千葉県印西市の老人ホームに勤務していた元准看護師が、同僚らの飲み物に睡眠導入剤を混入し、その状態で車を運転させて交通事故を起こさせたなどとして、殺人・殺人未遂・傷害の罪に問われた事件です。

千葉地裁の裁判員裁判は被告人に懲役24年を言い渡しました。

2019年12月17日、朝山氏が裁判長を務めた東京高裁は原判決を破棄し、千葉地裁へ差し戻しました。

したがって、元の記事にあった「朝山裁判長が一審判決を支持した」という説明は正確ではありません。

その後、東京高裁判決に対して検察側・被告側双方が上告し、最高裁で審理されました。

最高裁は2021年、東京高裁の判断の一部を見直し、最終的に懲役24年が確定しています。

審級結果
千葉地裁懲役24年
2019年東京高裁原判決破棄・差戻し
その後最高裁で審理
最終結果懲役24年が確定

「逆転無罪が多い裁判官」とはいえる?

朝山氏が裁判長を務めた公開裁判例には、一審判決が破棄された事件が複数存在します。

しかし、それだけで「朝山氏は逆転無罪が多い裁判官だった」と断定することはできません。

判断するには、朝山氏が担当した事件全体に占める破棄率や無罪率を把握し、他の高裁裁判官と比較する必要があります。

情報確認状況
一審を破棄した公開判決が複数ある確認できる
逆転無罪判決を担当した確認できる
他の裁判官より逆転無罪が多い比較統計を確認できない
独自の判断基準があった裏付ける本人発言等を確認できない
「証拠第一主義」の裁判官だった客観的な分類ではない

また、破棄の理由は事件によって異なります。

浜松5人死傷事件では責任能力、東名高速あおり運転事件では訴訟手続、乳腺外科医事件では証拠評価など、それぞれ異なる法律上・事実上の問題が扱われています。

裁判官退官後の活動と研究

上智大学教授は2026年3月まで

朝山氏は2020年5月2日に東京高裁部総括判事を定年退官しました。

その後、2021年4月から2026年3月まで上智大学法学研究科法曹養成専攻の教授を務めています。

そのため、2026年9月現在の記事で「現在は上智大学教授」とするのは古い情報です。

2026年4月5日更新のJ-GLOBALでは、所属機関・部署として「早稲田大学 法学研究科博士後期課程」が掲載されています。

ただし、この記載だけから現在の職位を推測することはできません。

刑事訴訟法判例百選を執筆

朝山氏が『刑事訴訟法判例百選』の執筆者であることは確認できます。

第10版では「無罪判決後の勾留」、2024年刊行の第11版では「公判前整理手続における主張明示と被告人質問」の解説を担当しています。

媒体朝山氏の執筆内容
刑事訴訟法判例百選 第10版「無罪判決後の勾留」
刑事訴訟法判例百選 第11版「公判前整理手続における主張明示と被告人質問」
法学教室 2022年12月号「裁判員裁判」
令和5年度重要判例解説「控訴審による破棄自判と事実の取調べ」

これらの資料から、退官後も刑事訴訟法や裁判員裁判、控訴審などに関する研究・執筆を行っていることが確認できます。

一方、「朝山氏の解説が法学者から特に高く評価されている」「法曹養成の模範として語り継がれている」といった評価については、客観的な資料を確認できないため記載しません。

朝山芳史による判決への社会的反応

朝山氏が担当した事件の中には、判決後に関係者や団体から意見・批判が表明されたものがあります。

乳腺外科医事件では医療関係団体が高裁判決を批判

乳腺外科医事件の2020年東京高裁判決に対しては、東京都保険医協会などの医療関係団体が声明を発表しました。

同協会は、術後せん妄の評価やDNA定量検査などをめぐる高裁の判断を批判しています。

これは医療関係団体側の評価であり、判決そのものの法的効力とは別に扱う必要があります。

また、2025年に差戻し控訴審の無罪が確定した際にも、同協会は声明を発表しています。

朝山芳史判例に関するQ&A

朝山芳史裁判官が下した逆転判決で一番有名なのはどれですか?

「一番有名」と客観的に順位付けすることはできませんが、浜松5人死傷事件の逆転無罪、乳腺外科医事件の逆転有罪、東名高速あおり運転事件の破棄差戻しなどは大きく報道されました。なお、乳腺外科医事件はその後最高裁で破棄差戻しとなり、2025年に無罪が確定しています。

朝山裁判官はなぜ逆転判決を出すことが多かったのですか?

朝山氏が他の裁判官と比較して逆転判決を多く出していたことを示す公的な比較統計は確認できません。また、本人が独自の判断基準を公表している資料も確認できないため、「なぜ多かったのか」を本人の性格や思想から説明することはできません。個々の事件では、それぞれ異なる理由で原判決が破棄されています。

現在はどのような活動をされているのでしょうか?

朝山氏は2020年に裁判官を定年退官し、2021年4月から2026年3月まで上智大学法科大学院の教授を務めました。2026年4月更新のJ-GLOBALでは、「早稲田大学 法学研究科博士後期課程」が所属として掲載されています。また、刑事法学に関する論文や判例解説の執筆が確認できます。

まとめ:朝山芳史氏の判例は事件ごとに確認する必要がある

項目確認できる事実
司法修習第33期
任官1981年
最高裁最高裁判所調査官を歴任
裁判所長高知地方・家庭裁判所長
東京高裁2015年から部総括判事
定年退官2020年5月2日
上智大学教授2021年4月~2026年3月
研究分野刑事法学
判例百選刑事訴訟法分野で執筆あり

朝山芳史氏は1981年に裁判官へ任官し、最高裁判所調査官、地裁部総括判事、高知地家裁所長などを経て、東京高裁部総括判事を務めました。

公開されている判決には、一審を破棄したものや差し戻したものが複数あります。

しかし、浜松5人死傷事件、乳腺外科医事件、東名高速あおり運転事件、印西市の睡眠導入剤事件では、破棄の理由や法的な争点はそれぞれ異なります。

そのため、複数の判決をまとめて「朝山氏独自の判断基準」「逆転無罪を好む裁判官」などと人物像に結びつけることはできません。

朝山氏は2020年に定年退官し、2021年4月から2026年3月まで上智大学教授を務めました。

退官後については、刑事訴訟法判例百選を含む判例解説や刑事法学の論文を発表していることが確認できます。

朝山氏の判例を見る場合は、人物への評価とは分けて、各事件の事実関係、争点、原判決を破棄した具体的な理由、その後の上級審の判断まで確認する必要があります。

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