田代まさしさんは、1980年代から1990年代にかけて、コメディアンやタレントとして一世を風靡した人物です。
卓越したユーモアセンスと親しみやすいキャラクターで多くの人々に愛され、志村けんさんのテレビ番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」や「バカ殿様」などでの活躍が記憶に新しい方も多いでしょう。
しかし、田代さんの人生は、盗撮や薬物犯罪といったトラブルによって、大きな転機を迎えることになります。本記事では、彼のプロフィールや犯罪歴を詳しく解説し、現在の状況や社会復帰の可能性について考察します。
田代まさしさんのプロフィール
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | 田代 まさし(たしろ まさし) |
生年月日 | 1956年8月31日 |
出身地 | 佐賀県唐津市 |
血液型 | A型 |
彼の才能は芸能界での成功にとどまらず、音楽活動や映画製作など多岐にわたりました。
しかし、私生活での問題が原因で、度重なるスキャンダルと逮捕に直面することになりました。
本記事では、田代さんの過去と現在を丁寧に振り返り、まとめていきたいと思います。
田代まさしさんの著書
書籍名 | 発行年 | 概要 |
---|---|---|
審判 | 2009年 | 出所後の生活や3度にわたる事件の真相、生い立ちまでを詳細に記した自伝。 |
マーシーの薬物リハビリ日記 | 2015年 | 薬物依存からのリハビリ生活を綴った日記形式のエッセイ。北村ヂン氏との共著。 |
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田代まさしの薬物・その他の犯罪歴・逮捕歴まとめ
田代まさしさんの薬物・その他の犯罪歴と逮捕歴についてまとめていきたいと思います。
2000年9月24日:迷惑防止条例違反(盗撮未遂)
事件の経緯
田代まさしさんは、東京都目黒区の東急東横線都立大学駅構内で、帽子、サングラス、マスクを着用して女性のスカート内を盗撮しようとしました。
駅員に不審な行動を見咎められ、東京都迷惑防止条例違反で書類送検されました。
事件後の影響
この事件により、田代さんは人気タレントの地位から転落。
出演していたCMやテレビ番組は次々と降板となり、芸能界のキャリアに大きな傷を負いました。
2001年12月9日:軽犯罪法違反(覗き)
事件の経緯
東京都世田谷区の男性宅で、田代さんが風呂を覗いているところを住人に発見され、軽犯罪法違反で現行犯逮捕されました。行動に不審を抱かれての通報でした。
事件後の影響
芸能界の信用をさらに失うこととなり、所属事務所からも解雇されました。
この事件を機に、「盗撮癖」「覗き魔」といった悪評が彼の名前に付きまとうようになります。
2001年12月11日:覚醒剤取締法違反(所持)
事件の経緯
12月9日の逮捕に続き、自宅を家宅捜索した際、覚醒剤が発見されました。
この結果、覚醒剤取締法違反で再逮捕されました。
事件後の影響
覚醒剤の所持発覚は、彼が薬物依存症の問題を抱えていることを明らかにしました。
この再逮捕は、田代さんの人生をさらに暗い方向へ進めるきっかけとなりました。
2004年9月20日:覚醒剤および銃刀法違反
事件の経緯
東京都中野区の路上で車を駐車中、警察官に職務質問を受けた際、車内から覚醒剤と刃渡り8cmのバタフライナイフが発見されました。
この事件で、覚醒剤取締法違反および銃刀法違反で現行犯逮捕されました。
事件後の影響
この事件により、田代さんは実刑判決を受け、芸能界復帰の道は完全に閉ざされたように見えました。
また、この逮捕は薬物依存から抜け出せない現実を浮き彫りにしました。
2010年9月16日:麻薬及び向精神薬取締法違反(コカイン所持)
事件の経緯
横浜市中区の駐車場で職務質問を受けた際、コカインを所持していたことが発覚し、麻薬及び向精神薬取締法違反で現行犯逮捕されました。
事件後の影響
再度の実刑判決が下され、彼は再び収監されました。
この事件以降、世間の田代さんに対する期待はほぼ消え失せ、依存症からの完全な更生が望まれる状態に。
2015年7月:迷惑防止条例違反(盗撮未遂)
事件の経緯
二子玉川駅で女性のスカート内を盗撮しようとしたとして東京都迷惑防止条例違反で書類送検されました。
最終的に罰金30万円の略式命令が下されました。
事件後の影響
過去の盗撮事件が再び注目され、彼の「盗撮癖」が改めて批判を浴びました。
この事件によって、更生の信頼を損ねる結果となりました。
2019年11月6日:覚醒剤取締法違反(所持)
事件の経緯
宮城県塩釜市の宿泊施設で、覚醒剤を所持しているところを発見され逮捕されました。
事件後の影響
この事件は、「何度も再犯を繰り返す」という強い印象を社会に与えました。
依存症治療の難しさと再犯防止の課題が浮き彫りにされました。
2019年11月27日:覚醒剤取締法違反(使用)
事件の経緯
覚醒剤所持で逮捕された田代さんが、取り調べの結果、使用の事実も認められたため再逮捕されました。
事件後の影響
覚醒剤使用の事実が明るみに出たことで、社会的批判はさらに強まりました。
2019年12月6日:覚醒剤取締法違反(所持・再逮捕)
事件の経緯
覚醒剤の追加所持が発覚し、さらに再逮捕される事態に至りました。
事件後の影響
再犯の頻発によって、田代さんの社会復帰への道はより険しいものとなりました。
これらの事件により、田代さんは複数回の実刑判決を受け、服役しています。
特に、盗撮や覗きといった性犯罪と、覚醒剤やコカインなどの薬物犯罪での逮捕が目立ちます。
→田代まさしさんの年収・資産・若い頃と現在の活動についてはこちらの記事をご覧ください。
→田代まさしさんを若い頃から支えていた妻と子供たち、また更生を支える家族の情報はこちら。
まとめ
田代まさしさんは、かつて芸能界で華々しい活躍を見せた人物でしたが、盗撮や薬物犯罪といった問題行動を繰り返し、そのたびに逮捕されてきました。
その影響で芸能界からの信用を失い、ファンや家族、支援者に深い悲しみを与える結果となっています。
彼の犯罪歴を振り返ると、初めての逮捕となった2000年の盗撮事件を皮切りに、2001年の軽犯罪法違反や覚醒剤所持、さらに2004年以降の覚醒剤犯罪と再犯を重ねています。
これにより、世間からの視線は厳しいものとなり、特に性犯罪と薬物犯罪という二つの要素は、社会的許容を超える行為として大きな批判を浴びました。
しかし一方で、田代さんは再犯を防ぐための更生プログラムに取り組んでいるとも報じられています。
覚醒剤依存の治療は非常に難しいとされますが、専門家の支援や依存症治療施設への参加が続いている現状は、彼自身の立ち直りへの努力を示しています。
今後の田代さんの動向について注目されています。