カイロス爆発は、2024年3月13日に起こりました。
打ち上げた直後に爆発したカイロスについて、事故なのか、それともわざと爆発させたのかと話題になっているようですね。
実際はどうなのでしょうか。
この記事では、カイロス爆発の真相について考察していきたいと思います。
カイロスが爆発したのはわざと?
カイロスが爆発したのはわざとなのでしょうか。それとも事故なのでしょうか。
もしわざとだとすれば、なぜ爆発させたのでしょうか。気になりますね。
じつはロケット「カイロス」には自立飛行安全システムというものが搭載させているのだそうです。
つまり、この自立飛行安全システムが異常値を検知した場合、ロケットは自動的に爆破するようになっているというのです。
今回はこのシステムが作動したため、自動で爆発したということですね。
ではなぜこの自爆するようなシステムが搭載されているのでしょうか。
これには宇宙についての取材経験が長い東山正宜さんが、動画で解説されていました。
大型のロケットはですね、自爆機能というのをつけないといけないことになっています。やはりロケットというのは多くの燃料とか火薬を積んでいるものですから、ロケットが予想しない方向に飛んで行ってですね、それも人家があるようなところに飛んでいくような状況が起こると、それは大問題ですね。もし予想の軌道を外れるというようなことがあると、もう即座に指令破壊とか自立破壊をして、そこで動きを止めないといけないということになっています。
【解説人語】カイロス打ち上げ直後に爆発、何が起きたのか そもそもの狙いは ”宇宙記者”が解説
つまり、安全を確保するために自爆させるということですね。
確かに人家にロケットが突っ込んだりしたら大惨事ですね
カイロスが爆発したのは、大惨事を防ぐための自爆というのが多くの見解のようです。
カイロスが爆発したのは事故?
しかし一方でカイロスが爆発したのは事故ではないかという声もあるようです。
理由について探ってみると、他のロケットの自爆と比較して、発射直後に爆発しているから、といった意見がちらほら見られました。
過去爆発したロケットを調べてみると、以下の通り。
・イプシロンSロケット(2023年打ち上げ)…57秒後爆発
・H3ロケット(2023年打ち上げ)…14分後爆発
確かに、「直後」ではないね
これに関しては、インターステラテクノロジズを創設した堀江貴文さん(ホリエモン)が、コメントを出しています。
打ち上げ基地を考えて、
・少し内陸にあること。
・少し離床して時間が経ってから破壊しないと、射場全体が壊れたりとか、あるいは山火事が起きたりとかするんじゃないか。
という条件から、「5秒後から自立飛行安全システムが作動するよう設定されていたのではないか」という見解を述べられていました。
やはり「わざと」の可能性が高そうだね
まとめ
カイロスが爆発したのはわざとなのか、事故だったのか。
リサーチした結果、やはり安全面を考慮してわざと自爆させた可能性が高そうですね。
とはいえまだ原因について発表がされていませんので、今後の展開が待ち遠しいです。
今回のカイロスは残念でしたが、次回は成功することを願いたいですね。