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ブルーインパルスの曲芸飛行(展示飛行・アクロバティック飛行・曲技飛行)の種類は?

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飛行機雲

ブルーインパルスの曲芸飛行(展示飛行・アクロバティック飛行・曲技飛行)は、その迫力と美しさで多くの人々を魅了してきました。

では、一体どのような種類の飛行を行っているのでしょうか。

気になる方もいらっしゃるかと思います。

今回はブルーインパルスの飛行の種類に迫り、その魅力についてご紹介します。

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ブルーインパルスの展示飛行の種類は?

ブルーインパルスの展示飛行の種類はどのようなものがあるのでしょうか。

そもそも展示飛行の種類は大きく3つに分けられます。

曲技飛行
編隊連携機動飛行
航過飛行

ブルーインパルスのこの曲技飛行のことを曲芸飛行と呼んでいる方が多いのではないかと思います。

ちなみに展示飛行とはパイロットの技能や航空機の性能を示す目的の飛行のことです。

アクロバティック飛行と呼ぶこともありますね。

曲芸飛行は曲技飛行のことを指すのだと思われますが、アクロバティック飛行は展示飛行全般を指して使われることが多いようです。

キャロット
キャロット

一般には、曲芸飛行もアクロバティック飛行も、展示飛行すべてのことを示しているような気もするね

詳細

キャロライン
キャロライン

私もあまり深く考えず、展示飛行のことをまとめてアクロバティック飛行と呼んでました

ブルーインパルスの曲技飛行とは?種類は何があるの?

ブルーインパルスの曲技飛行とはどのようなもので、どんな種類があるのでしょうか。

ブルーインパルス

曲芸飛行と曲技飛行

『曲芸飛行』と『曲技飛行』は何が違うのでしょうか。

そもそも『曲技飛行』の言葉を聞きなれないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ついうっかり『曲芸飛行』と言いがちになってしまいますが、自衛隊では『曲技飛行』と『曲芸飛行』はまったく違うものとして定義しています。

曲芸飛行…成功するか否かにについて、一か八かで行う飛行。
曲技飛行…航空機の最大限の運動性を引き出す飛行方法。安全第一の飛行

https://dashlifefam.com/blue-impulse.html

曲技飛行の種類

曲技飛行の種類はどのようなものがあるのでしょうか。

曲技飛行とは、航空法施行規則第百九十七条の三に定められる飛行です。

法第九十一条第一項の国土交通省令で定める曲技飛行は、宙返り、横転、反転、背面、きりもみ、ヒップストールその他航空機の姿勢の急激な変化、航空機の異常な姿勢又は航空機の速度の異常な変化を伴う一連の飛行とする。

航空法施行規則第百九十七条の三

上記引用のように定義づけられています。

詳細についてはすべて網羅して載せられているわけではありませんが、宙返り、横転、反転、背面、きりもみ、ヒップストール、などがあると言うことです。

宙返り…航空機が垂直方向に空中で回転すること。
横転…航空機が左・右に回転すること。
反転…航空機がそれまでとは反対の方向に回転すること。
背面…航空機が水平飛行で機体をさかさまにして飛ぶこと。
きりもみ…航空機が失速して機体をらせん状に回して急降下すること。
ヒップストール…機体が傾斜したまま滑空を維持すること。

キャロライン
キャロライン

まさにアクロバティック!すごいですね!

 ちなみに、ブルーインパルスは、訓練空域を除くと、滑走路のある飛行場でしか曲技飛行を行わないそうです。

 曲技飛行を見たい場合は、飛行場のそばに行く必要があります

ブルーインパルスの編隊連携機動飛行とは?種類は何があるの?

ブルーインパルスの編隊連携機動飛行とはどのようなもので、どんな種類があるのでしょうか。

ブルーインパルス

編隊連携機動飛行

編隊連携機動飛行とは、曲技飛行を行わず、旋回や上昇、傾斜といった機動飛行を編隊で実施するダイナミックな展示飛行だということです。

編隊連携機動飛行の種類

編隊連携機動飛行の種類にはどのようなものがあるのでしょうか。

旋回…編隊を組んだまま連携して円形を描くように回ること。
上昇…編隊を組んだまま連携して上昇すること。
傾斜…編隊を組んだまま連携して傾いて斜めになること。

編隊を組んで決められた間隔を維持しながら、ぐるりと回ったり、上昇したりするわけですね。

キャロット
キャロット

ぶつからないかヒヤヒヤするけど、これがまたキレイなんだよね

キャロライン
キャロライン

見ごたえたっぷりですね!

ブルーインパルスの航過飛行とは?種類は何があるの?

ブルーインパルスの航過飛行とはどのようなもので、どんな種類があるのでしょうか。

ブルーインパルス

航過飛行

航過飛行とは、真っ直ぐに飛ぶ、編隊飛行のことです。

航過飛行の種類

ブルーインパルスは様々な隊形で飛行します。
隊形には名前がつけられていて、デルタ、フェニックス、リーダーズベネフィット、スワン、ポイントスター、エシュロン、トレイルなどがあります。

デルタ…1番機を先頭に、6機または5機で大きな三角形を組む飛行隊形。
フェニックス…1番機が頭、4番機が尾、残る4機で大きく広がる翼を表す隊形。
リーダーズベネフィット…1番機を先頭に、残りの5機が一列の横並びとなる隊形
スワン…1番機と4番機が並んだ後ろに3・6番機が右の翼、2・5番機が左の翼として、大きなスワン(白鳥)の形を模した隊形。
ポイントスター…デルタ隊形の2列目と3列目が入れ替わったような形となり、大きな星の形を模した隊形。
エシュロン…1番機を先頭に、斜め一列の斜線状に配置した隊形。
トレイル…1番機を先頭に、縦に連なる隊形。

よく見る隊形は、やはりデルタですね。

フェニックスは新しい隊形で、東日本大震災からの復興祈願として新たに追加されたということです。

リーダーズベネフィットは見栄えが良いということで、記念式典などで用いられる機会が多いそうです。2020年3月に行われた聖火到着の式典でも五輪マークと併せて実施されました。

キャロット
キャロット

圧巻の展示飛行だね!

https://dashlifefam.com/blue-impulse2.html

まとめ

ブルーインパルスの展示飛行の種類は、1.曲技飛行、2.編隊連携機動飛行、3.航過飛行と、大きく3つに分類されます。

曲技飛行は、宙返り、横転、反転、背面、きりもみ、ヒップストールなどあります。

編隊連携機動飛行は、曲技飛行を行わず、旋回や上昇、傾斜といった機動飛行を編隊で実施します。

航過飛行は、様々な隊形で真っ直ぐに飛びます。

令和6年は約25回ほどブルーインパルスが祭典に現れます。

お近くに来られた時はぜひご覧になってみて下さいね。

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