Juju(野田樹潤)選手が参戦することになったスーパーフォーミュラ。レースに興味がない方は、どのようなカテゴリなのか知らないのではないでしょうか。スーパーフォーミュラのレベルについて記載してみます!
Juju選手が参戦することで話題に
女子高生レーサーとして話題になったJuju選手。そのJuju選手が2024年に参戦するということで、スーパーフォーミュラがメディアに取り上げられる機会も増えたと思います。
参戦が話題になるぐらいなので、決して低くはないレベルなのは想像できると思います。
日本のみならずアジア圏での最高峰に位置するフォーミュラカーによるレースのシリーズ(選手権)です。
https://toyotagazooracing.com/jp/superformula/about/
toyota gazoo racingのウェブサイトには、このように記載されていますが、ちょっとわかりにくい、というか、想像しにくい気がします。
スーパーフォーミュラとは…
上でも記載しているように、アジア圏での最高峰に位置するフォーミュラカーによるレースです!
フォーミュラカーとは、タイヤがむきだしの車です。つまり、SUPER GTのような、一般の乗用車のような車を使ったレースとは区別されているということです。
国内では、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権など、多くのフォーミュラカーレースが行われています。このようなフォーミュラカーレースの中で、最上位に位置するのがスーパーフォーミュラということです。
ふむふむ
実力差を測りやすい
スーパーフォーミュラの特徴の1つに、ドライバーの実力差を測りやすいことがあります。
スーパーフォーミュラで使用されるマシンは、ほとんどが共通パーツで構成されています。このため、マシンの性能差が極めて小さく、ドライバーの実力差がレース結果に反映されやすいです。
このあたりは、マシン8割、ドライバー2割といわれるF1との大きな差になると思います。
スポーツという観点からすれば、マシンの性能差で勝負が決まるよりも、ドライバーの腕で勝負が決まるほうがいいのかもしれないね。
マシンの開発競争もモータースポーツの魅力だし、好みの問題かもしれないですね!
F1に次いで速いカテゴリ
スーパーフォーミュラは、F1に次いで速いカテゴリです。
F1直下のF2、インディーカーレースなど、世界では多くのレースが行われていますが、やはりレースの最高峰はF1ではないでしょうか。このF1に次いで速いカテゴリが国内にあるのはすごいですね!
ドライバーもビッグネームが揃う
スーパーフォーミュラに参戦しているドライバーには、ビッグネームが多いです。近年では、F2で活躍した選手がスーパーフォーミュラに参加することが多いです。
少し前であれば、マクラーレンで活躍したバンドーン選手、トロロッソ、レッドブル、アルピーヌで活躍したガスリー選手。去年は、F1ドライバー候補のローソン選手。ガスリー選手は、HONDAとの関係も深く、日本でも高い人気がありますね!
今年も、岩佐歩夢選手とテオ・プルシェール選手がF2からスーパーフォーミュラに参戦することになりました。
これらの選手の特徴は、決してF2で成績を残せなかったわけではなく、F2で高い成績を収めた上でスーパーフォーミュラに参戦していることです。
つまり、F2で活躍した選手にとっても、スーパーフォーミュラは魅力的なカテゴリ、少なくとも、参戦を検討する余地があるカテゴリに見えているということです。
F1のシート数は限られているため、F2で良い成績を収めても、シートが空くのを待つ必要があります。シートが空くのを待つ間の選択肢は多くありますが、スーパーフォーミュラであれば、F2よりも速いフォーミュラカーに慣れることができるので、F1に参戦する際に有利と考えられているのかもしれません。
また、小林可夢偉選手など、元F1レーサーも参戦しており、非常にレベルが高いドライバーが揃っています。
人気はいまいち
非常にレベルの高いカテゴリであるスーパーフォーミュラですが、そのレベルの高さに比べて、人気はいまいちだと思います。国内でいえば、SUPER GTのほうが人気があるように思えます。
Juju選手が参戦することもあり、注目度は上がっているはずなので、人気上昇を狙ってほしいですね!
まとめ
スーパーフォーミュラは、フォーミュラカーレースの中でも、高速のレースとなっています。ドライバーも、世界的にみてレベルの高いメンバーが揃っていると思います。こういった意味で、アジア圏での最高峰に位置するフォーミュラカーレースというのは間違いないと思います。